Tさん
投資診断士
齋藤大河
スワップポイントで稼ぐには基礎知識や注意点、稼げる銘柄を知っておくことが大切です。
この記事では、VantageTradingのスワップポイントに関する基礎知識と銘柄別のスワップポイントを紹介します。
さらに、確認・計算方法や注意点も解説するので、スワップポイントで稼ぎたい方は必見です!
Vantageの口座をまだ持っていない人は、Vantage(バンテージ)の口座開設方法から、口座開設を進めてください。
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- スワップポイントは政策金利によって決まる
- スワップポイントは早朝に発生する
- 毎週水曜日はスワップポイント3倍デー
- スワップポイントはMT4/MT5で確認できる
- スワップポイント狙いの長期投資で稼ごう!
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VantageTradingスワップポイントの基礎知識
スワップポイントで稼ぐには、まず基礎知識を身につけておくことが大切です。
基礎知識として知っておくべき4つをそれぞれ解説するので、最初に確認しておきましょう。
スワップポイントは政策金利によって決まる
スワップポイントは各国の政策金利の差額を調整するためのものです。
つまり、2国間の金利差に注目しておく必要があります。
まずは、主要各国の政策金利(2024年7月時点)を見ていきましょう。
▼主要通貨の政策金利一覧(2024年7月時点)
通貨 | 政策金利 |
---|---|
JPY(日本円) | 0.10% |
USD(米ドル) | 5.50% |
EUR(欧州ユーロ) | 4.25% |
GBP(英国ポンド) | 5.25% |
AUD(豪州ドル) | 4.35% |
CAD(カナダドル) | 4.75% |
CHF(スイスフラン) | 1.25% |
MXN(メキシコペソ) | 11.00% |
ZAR(南アフリカランド) | 8.25% |
TRY(トルコリラ) | 50.00% |
例えば、MXN/JPY(メキシコペソ円)を取引する場合、2国間の金利差は10.9%となります。
低金利の「円」を売って高金利の「メキシコペソ」を買うと、10.9%がスワップポイントとして付与されるのが基本的な仕組みです。
投資診断士
齋藤大河
VantageTradingのスワップポイントは早朝に発生
VantageTradingのスワップポイントは、日を跨いで保有していたポジションに対して発生します。
1日の取引終わりにポジションを決済せず、保有したまま翌朝を迎えるとスワップポイントが付与される仕組みです。
なお、夏と冬で取引時間が異なるため、スワップポイントを獲得するには下記の時間までポジションを保有しておく必要があります。
日本時間 | |
---|---|
夏時間 | 午前6時 |
冬時間 | 午前7時 |
通貨によっては、ポジションを保有すべき時間が異なる場合があるので、 正確な情報はMT4・MT5のトレード画面でチェックしましょう。
スワップポイントに関する情報の確認方法は、こちらの見出し「VantageTradingのスワップポイント確認方法」で解説しています。
毎週スワップポイント3倍デーがある
毎週水曜日はスワップポイントが通常の3倍付与されます。
スワップポイントは決済日の2営業日後に付与されるため、金曜日にポジションを持ち越すと土日の閉場を含めて3日間ポジションを保有し続けたことになります。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
スワップポイント | 1日分 | 1日分 | 3日分 | 1日分 | 1日分 | 閉場 | 閉場 |
つまり、金曜日から月曜日までポジションを持ち続けた場合、2営業日後の水曜日に3倍のスワップポイントが付与されるのです。
プレミアム口座はスワップ料金を20%割引
プレミア口座はスワップ料金20%という特典が用意されています。
スワップポイントがプラスなら利益を獲得できますが、マイナスの場合は逆に手数料として差し引かれてしまいます。
ポジションを長期間保有したくても、スワップ手数料がかかるなら安易にポジションを持ち越すのは危険ですよね。
投資診断士
齋藤大河
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VantageTradingスワップポイント一覧【銘柄別】
VantageTradingのスワップポイントを銘柄ごとにまとめました。
どの銘柄で取引すべきか悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
【FX通貨ペア】VantageTradingのスワップポイント
銘柄 | ロング(買) | ショート(売) |
---|---|---|
EUR/USD | -6.04 | 2.6 |
USD/JPY | 10.73 | -27.97 |
GBP/USD | -1.64 | -0.21 |
USD/CHF | 6.88 | -14.74 |
AUD/USD | -1.73 | 0.39 |
USD/CAD | -0.22 | -7.98 |
NZD/USD | -2.2 | -2.19 |
VantageTradingで扱っている主要な通貨ペア銘柄のスワップポイントをまとめました。
ボラティリティが低く価格が安定しやすいメジャー通貨は、スワップポイントが低く設定されています。
スワップ利益を狙うなら「メキシコペソ」や「トルコリラ」などの高金利通貨を利用するのが良いでしょう。
ただし、高金利通貨は価格が不安定で、激しく変動する場合があるのでこまめにチェックしておくことが大切です。
【株価指数】VantageTradingのスワップポイント
銘柄 | ロング(買) | ショート(売) |
---|---|---|
SP500 | -1.5493 | 0.3413 |
NAS100 | -5.6432 | 1.2433 |
UK100 | -2.2153 | 0.4742 |
FRA40 | -1.6579 | 0.2608 |
Nikkei225 | -2.8606 | -2.7111 |
HK50 | -4.3303 | 0.8187 |
SPI200 | -1.8449 | 0.334 |
株価指数のスワップポイントは、いずれの銘柄もそれほど高くありません。
スワップポイントで稼ぐのは難しいと考えておきましょう。
一方、ポジションを長期保有する際の手数料を抑えられるのは魅力です。
投資診断士
齋藤大河
【エネルギー】VantageTradingのスワップポイント
エネルギーについては、スワップポイントの対象外となっています。
原油や天然ガスといったエネルギーは先物契約を基にしており、特定の日に特定の価格で売るか買うかを契約します。
このような先物契約には満期日が設定され、満期日を迎えてロールオーバーする際に価格調整は行われるものの、金利差の調整はありません。
こうきさん
【株式CFD】VantageTradingのスワップポイント
銘柄 | ロング(買) | ショート(売) |
---|---|---|
AAPL | -6.88 | -3.5 |
AMZN | -6.88 | -3.5 |
GOOGL | -6.88 | -3.5 |
MSFT | -6.88 | -3.5 |
META | -6.88 | -3.5 |
TSLA | -6.88 | -3.5 |
NVDA | -6.88 | -3.5 |
BABA | -6.88 | -3.5 |
NFLX | -6.88 | -3.5 |
JNJ | -6.88 | -3.5 |
株式CFDのスワップポイントは、どの銘柄も一律となっています。
上記はいずれも米国株であるため、金利差による違いがありません。
株式CFDを取引する際は、銘柄ごとにスワップポイントを確認する必要がなく、他の商品に比べて透明性の高い取引が可能となっています。
【貴金属】VantageTradingのスワップポイント
銘柄 | ロング(買) | ショート(売) |
---|---|---|
COPPER-Cr | -5.07 | -1.57 |
XAGAUD | -7.57 | 1.91 |
XAGUSD | -5.91 | 3.24 |
XAUAUD | -56.63 | 14.99 |
XAUEUR | -29.13 | 7.3 |
XAUJPY | -4.36 | -4.69 |
XAUUSD | -30.8 | 20 |
XPDUSD | -28.39 | -2.98 |
XPTUSD | -21.99 | 9.48 |
金や銀は安全資産として人気が高いため、マイナススワップになりやすい傾向にあります。
一方、プラチナやパラジウムは産業用途で用いられることが多く、景気の影響を受けやすいのが特徴です。
景気の影響を受けやすいプラチナやパラジウムは、スワップポイントも変動しやすく一時的に大きなリターンを狙えるタイミングが期待できるでしょう。
【コモディティ】VantageTradingのスワップポイント
銘柄 | ロング(買) | ショート(売) |
---|---|---|
Cocoa-Cr | 35.53 | -102.53 |
Coffee-Cr | -5.07 | -1.57 |
Cotton-Cr | -10.07 | -1.3 |
OJ-Cr | -1.75 | -4.77 |
Soybean-Cr | 0.15 | -1.95 |
Sugar-Cr | 0 | -3.12 |
Wheat-Cr | -3.5 | 0.98 |
コモディティの価格は需要と供給や季節変動に大きく影響されます。
さらに、政治的な不安要因や天候変動など、地政学的なリスクが影響を与えることも少なくありません。
このような不確定要素が多いコモディティ銘柄は、スワップポイントの変動を予測するのが難しくなっています。
【ETFs】VantageTradingのスワップポイント
VantageTradingのETFs銘柄にはスワップポイントがありません。
ETFsは株式や債券などの資産を物理的に保有するため、収益やコストは保有している資産に準じています。
そのため、通貨や金利といったスワップ契約が必要ないのです。
【債券】VantageTradingのスワップポイント
VantageTradingの債券にはスワップポイントがありません。
債券は基本的に固定収益証券であり、発行者が債務を返済するために固定された金利を支払う必要があります。
投資診断士
齋藤大河
【暗号資産】VantageTradingのスワップポイント
銘柄 | ロング(買) | ショート(売) |
---|---|---|
BTC/USD | -7 | 0 |
ETH/USD | -7 | 0 |
BTC/EUR | -1092.96 | 0 |
XRP/USD | -7 | 0 |
BTC/JPY | -1346.03 | -1346.03 |
LTC/USD | -7 | 0 |
BCH/USD | -7 | 0 |
仮想通貨は価格変動が非常に激しく、スワップポイントも急激に変動することがあります。
仮想通貨のポジションを翌日に持ち越す場合、必ずリアルタイムのスワップポイントをチェックしておきましょう。
また、仮想通貨のスワップポイントは変動予測が非常に難しいため、スワップ益を狙うのには不向きです。
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VantageTradingスワップポイントの確認・計算方法
ここでは、VantageTradingのスワップポイント確認方法と計算方法をそれぞれ解説します。
リアルタイムのスワップポイントを把握するためにも、正しい手順をチェックしておきましょう。
VantageTradingのスワップポイント確認方法
VantageTradingのスワップポイントは、MT4/MT5で確認することが可能です。
画面の画像に沿って解説するので、チェックしてみてください。
銘柄を選択したら、右クリックしてください。
VantageTradingのスワップポイント計算方法
スワップポイントの計算方法は、通貨ペアに「円」を含むか否かで計算式が変わってきます。
「円」を含む通貨ペアを「クロス円」と呼び、それ以外は「その他のペア」の計算式を適用してください。
タイプ | 計算式 |
---|---|
クロス円 | スワップポイント= スワップ値 × 取引量 × 0.001 |
その他のペア | スワップポイント= スワップ値 × 取引量 × 0.00001 × 対円レート |
例えば、USD/JPYを1ロット(100,000通貨)取引した場合、買いスワップ「10.73」とすると下記の計算式となります。
10.73 × 100,000 × 0.001 = 1,037
つまり、1,037円がスワップポイントとして付与されます。
その他のペアであるEUR/USDを同じく1ロット(100,000通貨)取引し、買いスワップが「-6.04」の場合、計算式は下記のとおりです。
-6.04 × 100,000 × 0.00001 ×160.773 = 9.07
対円レートは基軸通貨(通貨ペアの右側に表示される方)が適用され、上記の場合はUSD/JPYのレートで計算できます。
投資診断士
齋藤大河
VantageTradingのスワップポイントで稼ぐ際の注意点
VantageTradingのスワップポイントで稼ぐなら、上記5つのポイントを押さえておきましょう。
取引を始めてから気づくと手遅れになることもあるので、事前に確認しておくことが大切です。
スワップポイントだけを出金するのは不可能
VantageTradingでは、獲得したスワップポイントだけを出金することはできません。
そもそもスワップポイントが確定するのは、決済したタイミングです。
あかねさん
そのため、ポジション保有中にスワップポイントだけを出金することはできない仕組みとなっています。
スワップポイントがない銘柄もある
VantageTradingには、スワップポイントがない銘柄もあります。
エネルギーや債券、ETFなどにはスワップポイントがありません。
これらの銘柄は金利差の調整を必要としないため、スワップポイントが設定されていないのです。
両建てはマイナススワップになる
VantageTradingでは、両建てをするとマイナススワップの方が大きくなるよう設定されています。
同一通貨ペアでの両建ては、マイナススワップによる手数料が発生するのでやめておきましょう。
また、VantageTradingは異なる口座や他の業者を利用した両建てを禁止しています。
投資診断士
齋藤大河
急激な変動によるロスカットリスクがある
証拠金が少ない時は、急激な価格変動によるロスカットのリスクがあることを理解しておく必要があります。
口座タイプごとに決められた証拠金維持率を下回ると、強制的にロスカットが発動し決済されます。
口座タイプ | 証拠金維持率 |
---|---|
スタンダード口座 | 10% |
RAW口座 | |
プレミアム口座 | 0% |
スワップポイント狙いのトレードはポジション保有期間が長くなるので、証拠金維持率は高めに保っておく必要があるでしょう。
VantageTradingにスワップフリー銘柄はない
VantageTradingにスワップフリー銘柄はありません。
スワップフリー銘柄とはスワップポイントが発生しない銘柄のことで、マイナススワップによる手数料が発生するのを防げるというのがメリットです。
しかし、VantageTradingにはスワップポイント対象外の金融商品があります。
- エネルギー
- ETFs
- 債券
上記銘柄はスワップポイントが一切発生しないので、長期保有でもマイナススワップによる手数料を気にする必要はありません。
VantageTradingのスワップポイントに関するよくある質問
VantageTradingのスワップポイントに関するよくある質問をまとめました。
スワップポイントに関する疑問が残っている方は、ぜひチェックしてください。
VantageTradingのスワップポイントはどこで確認できる?
スワップポイントはMT4/MT5のトレード画面で確認することが可能です。
MT4/MT5の画面を開いたら、VantageTradingアカウントでログインし、気配値表示でスワップポイントを確認したい銘柄を選択して右クリックします。
表示されたメニューの「仕様」をクリックすると、スワップポイントが表示されます。
詳しい確認手順はこちらの見出し「VantageTradingのスワップポイント確認方法」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
VantageTradingにスワップ割引があるって本当?
VantageTradingにはスワップ割引があります。
プレミアム口座のみですが、スワップ手数料が20%OFFとなる割引を常時開催しています。
「ポジションを長期保有したい」という場合には、スワップ手数料が抑えられるプレミアム口座を検討してみてください。
VantageTradingのスワップポイントで稼ぐコツは?
スワップポイントで稼ぐコツは、安定した通貨ペアで長期的にポジションを持つことです。
仮にポジションを365日持ち続ければ、獲得できるスワップポイントは1日分の365倍となります。
1日1,000円のスワップポイントなら365,000円となるため、ポジションを持ち続けることはそれだけで大きな価値をもたらしてくれます。
ここで重要になるのは通貨の安定性です。
不安定な通貨は急激な価格変動によるロスカットリスクが高いため、長期保有には向きません。
投資診断士
齋藤大河
VantageTradingのスワップポイントで継続的に稼ごう!
VantageTradingは取扱銘柄が多いことから、スワップポイントで稼ぎたい方におすすめの業者といえます。
スワップポイントは日を跨いでポジションを保有することで受け取れますが、実際には数ヶ月から数年間ポジションを持ち続けることで大きなリターンを狙う手法です。
取扱銘柄が多ければスワップポイントによる利益獲得が期待できる銘柄が多い可能性が高く、幅広い取引チャンスが期待できます。
また、スワップポイントで稼ぐなら、高い金利差を狙うより通貨の安定性を重視するのがおすすめです。
こうきさん
投資診断士
齋藤大河
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